忘れちゃいけない!カラーコンタクトに潜む落とし穴と注意点|目力向上ラボ

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2012年8月13日
忘れちゃいけない!カラーコンタクトに潜む落とし穴と注意点

目を大きく見せたい人にも、高い人気を誇るおしゃれ用カラーコンタクトですが、実はここ何年かで多くの事故が報告されています。目の被害や使用時の注意点などを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。販売規制されるようになってから数年・・・カラーコンタクトによる事故が減りますように。

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カラーコンタクトでデカ目に!

度が入っていない、お洒落用のカラーコンタクトが若い人を中心に人気を集めています。年々色やデザインも豊富になり、目が大きく見えるようなデザイン(模様)も数多く見かけます。黒目の部分を大きく見せることができるレンズもあり、ファッションモデルなどが愛用していることから多くの支持を得ています。

少しでもパッチリした目になりたい!そんな女性の願いを叶えてくれるのが、カラーコンタクトなのです。

ブラックやブラウンで自然に大きく!

目を大きく見せるためには、黒のカラーコンタクトが一番効果的です。黒目の周りに黒い縁があるもの、2色または3色のグラデーションになっているものなどがあります。より自然な感じで、キレイな黒い瞳になりますよ。

もともと瞳の色が薄い人には、ブラウンのカラーコンタクトがお勧めです。ソフトタッチの縁取りなので、いかにも“強調しました!”という感じではなく、とても自然な印象を受けます。瞳の形がはっきりすることで、目が大きく見えます。

カラーコンタクトの落とし穴

気軽に目元のお洒落を楽しめるカラーコンタクトですが、ここ数年で事故が多発していると言います。
インターネット通販や量販店などで安く購入できる度なしのお洒落用カラーコンタクトレンズは、つい最近まで薬事法の規制外になっていました。そのため、ちゃんとした注意事項の説明を受けずに間違った使い方をしてしまう・・・それで、たくさんの事故が起こってしまいました。

カラーコンタクト自体の品質に問題があることも、事故を招く原因になっています。酸素の透過性が低い、色素の流出、破損などの理由で安全性に不安があります。

続出する事故

大きくて可愛い目になりたい・・・そんな女性の願いを叶えてくれるカラーコンタクト。多くの人に愛用されているということは、それだけ事故が増えていることも事実です。

目に傷がついて細菌が入ると、ひどく充血して角膜潰瘍や角膜剥離を引き起こしたり、他にも様々な目の病気の原因になります。中には、最初からレンズが傷ついていたのに気付かず、使い続けて角膜を壊してしまった事例もあります。さらに視力低下が進み、ついには失明してしまう可能性も・・・。

ようやく規制の対象に

こういった事故の報告を受けて、厚生労働省は2009年11月4日から、おしゃれ用カラーコンタクトレンズを薬事法の規制対象としました。

これにより、視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズ(おしゃれ用カラーコンタクト)は、高度管理医療機器として薬事法で規制されています。

このため、おしゃれ用のカラーコンタクトを製造・輸入する際には、厚生労働大臣の承認、販売にあたっては都道府県知事の許可と販売管理者の設置が義務付けられることになっています。

カラーコンタクトを使う際の注意点

国の安全基準を満たしているもので、十分な説明を受けて使い方に気をつければ、カラーコンタクトでのお洒落を楽しむのに何ら問題はありません。

以下の注意点をしっかり守りながら、使うようにしましょう。ちなみに、視力補正を目的とするコンタクトレンズにも同様のことが言えます。

  • 目の周りは薄化粧にする
  • 清潔な手でレンズの着脱を行う
  • 使う前と後に必ずこすり洗いをする
  • 8時間以上は使わない
  • つけたままで夜間の運転はしない
  • 少しでも異常を感じたら眼科医へ行く

著者:加賀原まこ

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