クマの色の見分け方
目尻を軽く横に引っ張り、その時のクマの状態で見分けることができます。
- 青クマは、皮膚の下の静脈の色が青く見えるもので、皮膚を引っ張っても動きません。
- 茶クマは、皮膚の色素沈着によるもののため、皮膚が引っ張られると、クマも一緒に動きます。
- 黒クマは、皮膚が引っ張られて伸びると、クマの色が消えて見えなくなります。
青クマとは?
青クマが起こる原因と対処法をご紹介します。
原因
血行不良が原因で起こります。 目の下の皮膚は薄く、血行が悪くなりがちなのですが睡眠不足やストレスなどで、さらに目の下の血行が悪くなり血液が溜まるため、青黒く見えてしまいます。
対処法
まずは、目のまわりの血行をよくすることが大切です。
蒸しタオルで目のまわりを温めたり、強いまばたきをすることで血行を促進することができます。
その他に、ツボの指圧も効果的です。
目頭にある清明(せいめい)、目の下の真ん中にある四白(しはく)、眉頭にある攅竹(さんちく)、目尻にある瞳子髎(どうしりょう)を順番に、指の腹で軽く押さえます。
また、十分に睡眠をとる、ストレスをためないなど日頃から、クマを作らない生活を心がけることが大切です。
茶クマとは?
茶クマが起こる原因と対処法をご紹介します。
原因
色素沈着が原因で起こります。
これには、大きく分けて2つの要因があります。
1つめの要因は、目をこするなどの皮膚への刺激です。
目のまわりの皮膚は、他の部分に比べとてもデリケートなため少しの摩擦や刺激でも色素沈着の要因になります。
2つめの要因は、クレンジングの際に、アイメイクがきちんと落ちていないことです。 残ったメイクが酸化して、そこに紫外線があたり、色素沈着が起こります。
対処法
まず、大切なのは、目のまわりをこすらないことです。
普段、目をこするクセのある方は注意が必要です。
次に、アイメイクのクレンジングは、専用のリムーバーでしっかり落とすことをオススメします。
リムーバーをたっぷり含ませたコットンを目にあててしばらくおいてから、こすらずに、やさしく拭き取ります。
リムーバーは、時間をおくと、メイクを浮き上がらせてくれるため過度にこすり取る必要はありません。
ただし、メイクが落ちる時間は、リムーバーの種類によって異なるため注意が必要です。
洗顔後の目元の保湿も重要です。
特に、肌のターンオーバーを促進するレチノール配合の化粧品がオススメです。
クリームを塗る際もこすらずに、軽くたたくように乗せていきます。
また、紫外線により更に色素沈着が進み、クマが濃くなることを防ぐため日頃から、目元のUVケアが必要です。
黒クマとは?
黒クマが起こる原因と対処法をご紹介します。
原因
下まぶたのたるみが原因で起こります。
たるみやシワが目元に影を作り、それがクマのように見えてしまいます。
影クマとも呼ばれます。
たるみは、主に加齢によるものなのですが 急激なダイエットが要因となる場合もあります。
対処法
まずは、目元の保湿が大切です。
乾燥することによって小じわが増え、さらにクマが濃く見えてしまいます。
しわ対策にも効果的なレチノールや、ヒアルロン酸・コラーゲンが配合された化粧品で肌のハリを保つ必要があります。
また、目元のむくみによって、クマが濃く見えてしまう場合があります。
むくみやすい体質の場合は、日頃から体全体の循環をよくするためにマッサージをしたり、冷えに気を付ける必要があります。
そのほかに、表情筋の衰えが、目の下のたるみの要因になります。 表情筋を鍛えることによって、ほうれい線や頬のたるみが引き締まり目の下の影が薄くなります。