フサフサまつげが良い理由
砂漠で生活するラクダのまつ毛が長くてボリュームがあるのは
砂が目に入りにくくするためで、人間のまつ毛にも同じような役割があります。
まつげには、ゴミやほこりが目に入らないようにして、角膜や結膜を守る働きがあります。
また、まつ毛の毛根のまわりには知覚神経が集まっているため、猫のひげのように
先端に何かが触れると感じ取り、反射的に目を閉じて目を守ります。
このように、長くてフサフサのまつ毛は、見た目の美しさだけではなく 目を保護する機能に優れているといえます。
知っておきたいまつ毛へのダメージ
女性の場合、毎日のアイメイクがまつげや毛根への負担となり
抜け毛やまつげ傷む原因となります。
まつげにダメージを与える要因として、次のものが上げられます。
クレンジング
メイクを落とす際の、まつげのこすり過ぎやアイメイクの洗い残しは まつげや毛根を傷める原因となります。
ビューラー
無理に力をかけすぎると、毛根への負担やまつげが傷むなどの原因となります。 また、まつげを押さえる部分のゴムは古くなると劣化し まつげを傷めてしまう可能性があるため、定期的に交換する必要があります。
ホットビューラー
長時間の使用は、熱でまつげを傷める原因となります。
まつげパーマ
薬剤を使ってまつげをカールさせるため 薬剤でまつげを傷める可能性があります。
マスカラ
クレンジングで落ちにくく、洗い残しの原因になります。 最近では、お湯で簡単に落ちるフィルムタイプのものが出ています。
つけまつげ
人工のまつげを、専用の接着剤で自まつげに重ねてつけるため まつげへの直接の負担はありませんが、接着剤がまぶたへの負担になって 色素沈着がなどの原因となります。
まつげエクステ
自まつげの毛根から1～2ｍｍの部分にグルーと呼ばれる接着剤で 人工毛を張り付けるため、自まつげが細い・弱っているなどの場合 エクステが負担となって、抜けやすくなる可能性があります。
知っておきたいまつ毛ケア
日々アイメイクなどで酷使しているまつ毛には、ケアが必要です。 ここでは、毎日でも続けられる、簡単なまつ毛ケアをご紹介します。
アイメイクをしっかりおとす
クレンジングの際は、専用のリムーバーを使うことをおすすめします。 リムーバーをたっぷり含ませたコットンを目にあてて しばらくおいてから、こすらずに、やさしく拭き取ります。
まつげ美容液によるケア
毎日のアイメイクで疲れたまつげのケアには
まつげ美容液が効果的です。
美容液には、トリートメント効果や保湿効果のあるもの
栄養剤、育毛剤が配合されたものなどがあります。
1日の終わりに、しっかりクレンジングした後で たっぷり塗ってあげましょう。
まつげの休日をつくる
毎日、何かと酷使してしまうまつ毛にも、お休みが必要です。
ビューラーやマスカラを使わず、自然な状態でいられる時間をつくり
まつ毛を休ませてあげましょう。
また、お肌や髪と同じように、バランスのとれた食事や十分な睡眠
規則的な生活は、まつ毛にとっても重要なのです。