クマがあるどんより目もと
20代になると気になってくるのが、目もとにあるクマ。クマがあるとなんとなく生気がないように見えるし、疲れてるんだなぁと気分もへこんでしまいます。しかし、このクマとひとくちに言ってもその原因が何種類か存在することをご存知でしょうか。そんなクマの中でも厄介なのが茶色い色をしたクマ。このクマは若い年代の人にも多く、寝ても治らないという特徴があります。それでは、この茶色いクマの原因とは一体なんなのでしょう。そして、予防法と改善法はどんなものがあるのでしょうか。
クマは三種類ある
クマには大きく分けて三種類あります。一つ目は疲れや寝不足で目の周りがうっ血して出来る青いくま。二つ目は加齢によって、目の周りの皮膚がたるんだりシワになって陰が出来てくまに見える、黒いクマ。そして最後に茶色っぽい色が特徴の茶色いクマです。
茶色いクマと別のクマとの見分け方は、まず寝て治るかどうかで分かります。茶色いクマは寝ても治りません。また、目の周りの皮膚を少し指でつまんで持ち上げてみたらその動きに合わせて、クマが動く場合。少し色が薄くなる場合は茶色いクマに該当します。
茶色いクマの原因
皮膚を動かすと一緒に動く、ということはこの茶色いクマは皮膚に沈着していることになります。このクマはシミやくすみといったものと同じで、色素沈着が原因でできています。この色素の沈着は目の下のみならず、上まぶたや目のまわりといった場所にもできる場合があります。そのため、「なんとなく目もと全体が黒ずんでいるなぁ」と悩んでいる方ももしかするとこの茶色クマが原因かもしれません。
この茶色くまができてしまう大きな原因は二つあります。一つ目は日焼けによるものです。目の周囲は皮膚が弱かったり、粘膜の近くということで日焼け止めを塗りにくいです。そのため、目の周りというのは意外にも日に焼けやすい部位なのです。日焼けの症状がすぐにはでなくても、毎日日焼けしていればそれは時間が経つとシミのように色素沈着が起きて、クマのような形になって目の周りに出てきます。
そして、もう一つの原因は間違ったメイクやスキンケアが挙げられます。
茶色いクマの対策
日焼け止めをしっかりと塗る
日焼けが原因でクマが出来ている場合は、一番の対策となるのはやはり日焼け止めをちゃんと塗ると言うことです。刺激の少ないタイプや、汗で流れにくい水に強いものなどを選んで使いましょう。またすでにクマがある場合は、化粧下地にも使えるタイプのものがクマを隠すためにも使えるのでオススメです。
メイクで目の周りを刺激しないように
目の周りの皮膚は薄くてデリケートです。そのため、アイメイクなどで目の周りを刺激しすぎて目の周りの皮膚を傷つけつづけてしまうと、色素沈着が起きてしまいます。そのため、目の周りを触るときは注意しましょう。皮膚を引っ張ったり、こすりすぎるのは、クマの原因になります。
またメイクをオフするときも、皮膚を刺激しないように注意しましょう。コットンにクレンジング液をしませて、ごしごしと肌を擦ってメイクを落とすのなどは論外です。擦らずに落とせるクレンジングなどが今は購入できるので、そういったものを選ぶと良いでしょう。さらに、メイクをしっかりと落とさないで皮膚にアイライン、アイシャドーなどが残っていると、これも色素沈着の原因となります。化粧はするときも、落とすときも優しく丁寧にするように心がけましょう。
メイク後のスキンケア
また、メイク後のスキンケアにも注意しましょう。美容液などで、目の周りのシミ、たるみなどのケアをしていても、仕方によってはかえってクマをひどくしているかもしれません。例えば、指先で美容液を伸ばしたりコットンでこするといったことをしないように。メイクと同じように、他の部分より丁寧にケアすることを心がけましょう。また、目の周りの皮膚は乾燥もしやすいので美容液はたっぷりと使います。目の周りを保湿をすることで、肌がきれいに見えるのでクマが薄くなる効果も期待できます。また、クマが気になっているという方は、美白成分の入っている美容液などもクマを改善するのに役立つ場合もあります。
出典:
http://josei-bigaku.jp/beauty/sukinkeagenin92837/
http://josei-bigaku.jp/lifestyle/kumakesu87439/