気をつけたい!「まつげパーマ」によるトラブル
「まつげパーマ」が登場したての頃とは違い、専用器具や施術する人の技術が発達したとはいえ、「まつげパーマ」によるトラブルは完全になくなっていません。 ここでは、よくあるトラブルを紹介します。
ケース1:まつ毛が折れてしまった
せっかくキレイな目元にしようと思って、かけた「まつげパーマ」が原因で、まつ毛が折れてしまったというトラブルをよく耳にします。
これは、事前のカウンセリングが十分に行われなかったことで、まつ毛の長さやまぶたのカーブに合わないロッドを使ったことが原因と思われます。
ケース2:まつ毛がチリチリに!?
まつ毛が折れたトラブル以外に、まつげの先がチリチリになってしまった・・・という事例もあります。
これは、まだ「まつげパーマ」の施術に慣れていないスタッフがロッドを使うときに、毛先までしっかりと処理をしないと、このようなトラブルを起こしてしまいます。
ケース3:目の痛み・充血
頭髪用のパーマ液をまつげ用として使用することは、薬事法に触れてしまいます。
にもかかわらず、今でも頭髪用のものと成分が似ているまつげパーマ液を使っているサロンがあるといいます。化粧品として認められているまつげ用のパーマ液を使っている場合でも、液が流れて目に入ってしまうこともあるので注意が必要です。
万が一、パーマ液が目に入ってしまうと、痛みや充血を起こしてしまいます。このような目のトラブルでは、治療が長引くことも多いと言われています。また、さらにひどいケースでは、まつ毛が全部抜け落ちて失明してしまった人もいるとか・・・。
ケース4:まぶたの腫れ・かぶれ
「まつげパーマ」をかけたことで起こるトラブルでは、様々な事例が報告されていますが、その中でも一番多いのが肌トラブルと言えるでしょう。
まぶたが赤く腫れてしまったり、かぶれてしまうということがあります。これは、「まつげパーマ」をかける際にまぶたにロッドをピッタリとくっつけてしまったことが原因と考えられます。
トラブルを防ぐには?
「まつげパーマ」をかける際によく起こるトラブルを挙げてみましたが、どうすれば防ぐことができるのでしょう?
液ダレしにくいパーマ液やまぶたに密着させないロッドなどが登場するなど、施術を行いやすく、受ける私たちの負担も少ないように、器具や技術も日々進化しています。その甲斐あってか、トラブルも減っていますが、カウンセリングの際にまつげの状態はもちろんのこと、自分の体質などもきちんと伝えておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
丁寧にカウンセリングしてくれるサロンを探すことがポイントです。
サロンのホームページ、またはクチコミなどをチェックして、評判の良いサロンを探すようにしましょう。
トラブルが起きないように、施術を受けるこちら側も色々と用心することが大切ですね。