やりすぎ注意!整形での目力アップ
世の女性は、男性が思っている以上に目力の力を知っていますし、信じています。
アイライナー・マスカラ・つけまつげ・アイシャドー・眉墨など目元回りのコスメはいっぱいあるし、ビューラーやカラーコンタクトなど目力アップにつながるグッズも女子は一つや二つ絶対に持っている物です。
しかし、どんなにメイク技術を磨いてもメイクで目力を高められる限界を越えることはできません。なぜなら目の大きさ・位置・バランスは骨格と肉付きによって決まっているし、メイクはあたかもトリックアートのように遠近感や大きさを錯覚させているだけにすぎないからです。
ではメイクで誤魔化しきれなくなった場合、どのようにして目力アップを図るべきでしょうか。その答えの一つが「美容整形」なのです。
美容整形は後戻りしにくいのが長所であり短所
美容整形は身体にメスを入れたり縫合糸を入れたりするので、忌避感を持つ人も多いのですが最近は入院が必要ないプチ整形が流行り、美容整形への忌避感は年々低下しています。極端な例では、小学生の娘にプチ整形をさせる母親さえいるとか。
プチ整形と比べて効果が長く持続するのは嬉しいことですが、その反面、慎重に進めなければいけません。美容整形を行うことはできるだけ入念にカウンセリングとシミュレーションを行ってから、施術してもらうかを決断するべきでしょう。
なぜなら、「美容整形手術を行った後、仕上がりが気に入らなくても簡単に直すことが出来ない」からです。
メイクならば仕上がりが悪かったらメイクリムーバーでふき取ってやり直しができます。しかし、メスを入れたり縫合したりする美容整形では、切開跡が自然治癒するまで待たなければならないし、吸収される糸で縫合していた場合は行ったのがメスを入れないプチ整形であったとしても、再手術でメスを入れなければならないこともあるのです。
ですので、一番大事なのはクリニック選びです。信頼できるクリニックを見つけることが美容整形を成功させる一番の方法でしょう。
ちょっと注意…目元の美容整形は難しい
目頭切開手術や目尻切開手術の場合、本人は仕上がりに満足していても周囲の人からは「失敗だ」と思われることが多いものです。この場合、手術そのものには成功していても美容整形としては失敗しているといっていいでしょう。
目は顔のなかでも印象が強いパーツなので、効果が大きい反面、わずかな差異で違和感も大きくなるところ。目頭・目尻の切開手術の失敗は大体の場合、切開のし過ぎでバランスが悪くなっているものです。美容整形は切り込み・縫い合わせが一ミリ違うだけでも仕上がりの印象は大きく変化してしまうのです。また、自分の顔立ちを考えずに芸能人のような目元にするための手術を行うと、顔全体のバランスが崩れてしまうこともあります。
美容整形の利点はメイクではできない目力のアップが図れること。しかも何時間もかけてメイクしなくても維持できます。
但し、目元の美容整形、特に目頭や目尻の切開は失敗しやすいものなので、出来るだけ慎重に計画を立てて行うように心がけましょう。